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いきなりですが皆さん、ブラウザは、高機能なだけではダメなんです!
いくら高性能でも、ページからページへと移動するのにやたらとまごつかれたり、起動するのに随分と待たなければならないブラウザは辛いものがありますよね?
そこで、今回からのシリーズは、ずばり軽さを追求したブラウザです。
とは言っても、前にやったSleipnirシリーズのように、あんなに長くやっていると(計10回)、完全マニュアル化してしまいますよね(笑)
ですが、ご安心を。今回と次回だけでこのシリーズは終わる予定なので。
今回は、『kiki』というブラウザ、そして次回では『Donut Q』というブラウザを紹介します。
『軽さを追求したブラウザって、そんなの機能面を削っただけで、不便になるだけでしょ?』
そう思っておられる方がいらっしゃるかもしれませんが、少なくともこのシリーズで紹介する2つのブラウザはそんな事はありません! 大丈夫です、僕が保証します。では、行きますよ~
□ □ □ □ □
今回紹介する『kiki』というソフトは、直感的に操作するのに向いている素早いブラウザです。何故“直感的”なのかって? それは、これ以後の説明を読み、自分で使ってもらえればすぐに納得できると思います。
〔導入方法〕
http://www.din.or.jp/~blmzf/kiki_download.html
↑ここからダウンロード。ダウンロードしたものを解凍するだけで、すぐに使えます。
〔特徴と使い方〕
《kikiの特徴》
左の画像を見て下さい。これは、kikiを実際に僕が使っている所です。
これを見て、他のタブブラウザとkikiとの違いが分かるでしょうか?
実は、kikiではタブを使わずにツリーでページを管理します。画像の左上の部分に、青色で囲まれた『ツリー部分』と書いてある場所がありますよね。ここが言わばタブの代わりです。kikiでは、ツリーの中を操作する事でページを操作します。
『ツリーでページを管理するのって何のため? タブの方が手っ取り早いじゃん』
そう思う人も当然いると思います。ですが、タブにはタブの良い所がありますし、ツリーにはツリーの良い所があります。
ツリーの良い所は、何といってもWebの世界をより直感的に操作できるところでしょう。
ツリーでは、ツリーの根元のページ(用語:親ノード)からリンクで飛んできたページはその小枝(用語:子ノード)として表されます。こうしておくと、どんなに根元からリンクし回って小枝の先の先にいても、すぐに根元へ戻ってくる事ができるのです。
kiki では、shiftキーを押しながらその先へ飛ぶと、その先のページが小枝(子ノード)となってくれます。
そして、そんな便利なツリーをいくつ作っても、ツリー部分に見やすくその全体像を表示してくれる。そんなソフトがkikiなのです。
その他は特に変わったところはありません。普通に他のブラウザと同じように使えば大丈夫です。
設定も全てデフォルトのままで良いでしょう。(起動時に真っ白な表示が嫌ならば、起動時に表示するページぐらいは設定しておいても良いかな?)
〔さらに便利なウェブブラウジング〕
kikiでは、Sleipnirでも紹介した、マウスジェスチャが使えます。
マウスジェスチャについてもう一回説明すると、右クリックしながらマウスを上下左右に動かして、その動きで操作を行う、言わばマウスコマンド(仮)の事、でしたよね。
《kiki で使える便利なマウスジェスチャ》
→ …… 次に進む
← …… 前に戻る
↓→(死ぬの『し』の感じだと覚える) …… 今いるページを閉じる
↑ …… ツリーの1つ上に行く
↓ …… ツリーの1つ下に行く
←→←(左右に振る感じ) …… 今いるツリーの根元へと移動
↓→↓(『し』のバージョンアップ版) …… 今いるページと、その先の枝を全て閉じる
↓↑ …… 今いるページをロック(誤って消さないようにする)
これだけ覚えていれば、ツリーと組み合わせる事で直感的なウェブブラウジングが楽しめるでしょう。
とにかくメモリを食わないし、動作がパパッとしていて素早いですから、なおさらに!(笑)
また、新しいマウスジェスチャを設定するには、〔ツール〕→〔kikiオプション〕と開いて、〔マウスジェスチャの割り当て〕から自分の好きなマウスコマンド(仮)を作り出してくださいな。
ここから先は、発展編です。さらにkikiを便利にしたい、という方はどうぞ。
こう言うと、『へぇ~』で終わってしまいそうですが、このソフトには大きな特徴があるんです。
それは、そのページだけでなくリンク先の文書を保存することもできるという所です。(10階層まで)
さらに、正規表現も使えますので、ワイルドカード等を上手に使えば、Web上にあるありとあらゆる連番HTMLがテキストとして保存できてしまうのです。
〔導入方法〕
http://www015.upp.so-net.ne.jp/basue/software/mojika/
から、最新のmojikaをダウンロード。そして、それを解凍したらすぐに使えます。
◇ ◇ ◇
口で言うだけでは具体的な使い方が伝わりにくい面もあるかと思うので、ここで一つ、ネット小説をまとめてtxt形式にして一気にダウンロードしてみましょう。
……これは、このソフトの紹介という趣旨からは大分外れるのですが、実は、僕は小説を書くのも好きなのですよ(笑) という事で今回は、著作権等も最近うるさいですので僕の小説を例にしてみますね。
ここからは、続きを読むから。
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