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これがSleipnirシリーズの最終回です。これまで、かなり丁寧に解説してきたつもりだとは自負していますが、分かりにくいところも結構あったかもしれません。
今回は、これまでの総まとめをして締めくくりとしたいと思います。
これまでにやってきたのは……
第1回 → Sleipnirの導入(オマケ:スキンについて)
第2回 → 〔Sleipnirオプション〕での最低限&マウスジェスチャ
第3回 → 検索バー
第4回~第7回 → プラグイン(オススメ:計14個)
第7回~第9回 → スクリプト(オススメ:計6個)
※第9回後半 → SmartSearch&ちょっと小技集
という感じでした。
今回は、これらの補足です。
(追・プラグインやスクリプトは、自分が要らないと思うものはダウンロードしなくて結構ですよ?)
◇サーチエンジンのアイコンを変える
変更の仕方自体はそんなに難しい事ではありません。
〔Sleipnirオプション〕→〔検索〕→〔検索エンジンリスト〕で、アイコンを変えたいサーチエンジンを選択して、
【アイコン】の部分を『~.ico』に変更すれば良いだけです。
ところで、サーチエンジン用に使われるアイコンは、
<Sleipnirをインストールしたフォルダ>/resorces/skins/default/toolbar/Searchbar の中に入っています。
なので、【アイコン】の欄にはここにあるアイコン名しか使えませんよ。
しかし…… です。第3回の応用編でやった方法で新しく任意のサーチエンジンを追加すると、そのアイコンは当然の事ながら用意されていません。なので、【アイコン】欄は空白にするより仕方ないのですが、それでは全部デフォルトの虫眼鏡になってしまいます。どうにも、不満ではありませんか?
ここでは、そういうアイコンを何とかする方法を幾つか書いておきます。
A、自分でアイコンを作り出して、上記のフォルダに保存する。
B、ネット上から自分の好きなアイコンを探し出してきてダウンロード。それを上記のフォルダに保存する。
C、Faviconを利用する。
ここからは、それぞれの方法へのアドバイスを少しずつ。
A …… 自分でアイコンが作り出せる人はこの方法でも良いでしょう。サーチエンジン用のアイコンは、サイズが16×16のものしか使えないことに注意してください。
このブログでもこれから先、アイコンを作るのに便利なフリーソフトをいずれきっちり紹介して行くので(笑)
B …… http://keijisaito.info/arc/search/cs_set_sleipnir_grani.htm ここに、1つのそれなりに詳しい解説がされています。又、量はそんなに多くはないですが、直接ダウンロードできるアイコンもありますよ?
(実は、ここはSleipnirについての今の僕の研究課題なんです。このページの内容、研究中なんですよ。なので、『具体的』な説明というのが出来なくってごめんなさい。結論が出次第、追加報告しますね。それに、ネット上で色々と検索してみたら、アイコンを無料で取り扱っているWebページがかなりあります。そこから上手に自分の欲しいアイコンが見つけられたらそちらの方が良いかもしれません)
C …… これは、色々と議論がありますね…… しかし、これで皆さんのお気に入りのアイコンがあるかどうかは正直分かりません。
Sleipnirには、Favicon(=favorite iconの略)というものを自動的にキャッシュする機能があります。
それをONにするには、〔Sleipnirオプション〕→〔クライアント〕→〔デザイン〕で、【Faviconを取得/表示する】というのにチェックを入れて、そして〔クライアント〕→〔終了〕で、【クライアントの終了時に個人情報を削除する】の中の【Faviconのキャッシュ】のチェックを外してください。(デフォルトでは、既にONになっているのかな?)
すると、インターネットを彷徨っている内に、色々なページのFaviconを自動的にSleipnirが取得してくれていますので、その取得先である、
<Sleipnirをインストールしたフォルダ>/settings/<ユーザー名>/caches/favicon 内にアイコンがどんどんと溜まっていきます。ここからアイコンを選んで、上記のフォルダへとコピーして使ってください。
ただし、です。Faviconのキャッシュが増えすぎると、やはり重くなりやすいのでその辺りは注意してください。
以上です。
続きを読む、の先には以下の事を簡単に書いてあります。
◇マウス割り当て:オススメ割り当て
◇知っていると便利なキーボードからの直接操作
じゃあ、次回の続きからさっさと進めていきますよ~
④Fast look up JP and EN 「S」
http://w5.abcoroti.com/~suec/script/#lookuptranslation
↑ここからダウンロード。
SeaHorse用スクリプトを導入した後は、必ず〔Sleipnirオプション〕→〔拡張機能〕→〔SeaHorse〕から、『再読み込み』を押すのを忘れないで下さいね。
出ました。SeaHorse用のプラグインの登場です。
せっかくですし、ここで単独型、SeaHorse型、UserAction Extension型の3つのそれぞれの特徴を紹介しておきます。
ⅰ 単独型……導入しやすく、又、スクリプトを実行するにもメニューバーの〔スクリプト〕から直接実行できるので一番すっきりしている。ただ、それだけでそれ以降の応用が利かない。最も初心者用。
ⅱ SeaHorse型……導入作業が終わると、いつでも常にその機能がONになり、手間が少ない。
だが、その分起動速度が鈍くなるし、重くなりやすい。
ⅲ UserAction Extension型……単独型とは違い、Extended MenuやSuperDrag Extension等、応用が幅広い。が、その分設定が面倒。(だけど、使いこなせれば単独型よりは遥かに便利)
といった所でしょう。これまでに『単U』と書いてきたのは、どちらでもOKなのですが、慣れてくれば徐々に『U』型に切り替えていく、というのが良いのではないでしょうか。
ただし、サーチエンジンを常に追加し続ける人とか、オートログインスクリプトを大量に作り続ける人、なんて余りいません。普通は。なので、この2つに関しては『単』型で、プラグインでLauncher Panelを導入している人ならば、ランチャーに放り込んでおくのが上策でしょう。
そして、スクリプト導入の前回の冒頭にも書きましたが、『S』型は入れすぎない事です。
では、このスクリプトの使い方を。
〔使い方〕
これは、言わば英単語辞書です。どうやって使うかというと、キーボードのAltキーを押しながら、分からない英単語をドラッグするだけ。分からない単語の訳が下から現れる黒いViewに表示されますよ。
⑤SpeedDial for Seahorse 「S」
http://w5.abcoroti.com/~suec/script/#speeddial
↑ここからダウンロード。
※このスクリプトを使うには、さらに、『CrenaHtml2jpg』というフリーソフトを入れる必要がある。
(http://dip.picolix.jp/disp5.htmlからそれはダウンロード。そして、それを解凍した中にある、『Crena』フォルダを、<Sleipnirをインストールしたフォルダ>/scripts/seahorse内にコピーするとOK。)
〔使い方〕自分のお気に入りページを、最大9個までSleipnirを起動した時にサムネイル表示してくれるというスクリプト。もちろん、そのサムネイルをクリックするだけでそのページへ飛んでいけますよ。「Opera」みたい!
⑥smile downloader 「S」
http://nicopon.jp/ このページの下のほうの、ユーザーJavaScriptのコーナー『smiledownloader.user.js』をダウンロード。
〔使い方〕実は、前にプラグインの『UserDifinedTools』を紹介したときに、ニコニコ動画を簡単に落とす方法(その1)をやりましたよね。これは、その2です。
これを導入してあると、ニコニコ動画の再生ページに入ると、その動画のタイトルの横に《FLV DL》というボタンが出てくるようになります。これをクリックすると、ニコニコ動画が普通にダウンロードできちゃうのです。
こちらの方が、実はその1よりも簡単なのです(笑)
まあ、これぐらいにしておきます。スクリプトは、入れすぎると本当に動作が重くなりますのでネ。
他にも、便利なものは色々とあるので、興味のある方は探してみてください。
この続きからは、この間言葉だけ出てきた、『SmartSearch』についてです。
もう、8回目になりましたねぇ…… 早いものです。
あと2,3回で、スクリプトの話とこれまでのまとめをして、このシリーズは終わります。
Sleipnirをカスタマイズしに付いてきてくれた人々は、そこまで行くともう立派にSleipnir使いの仲間入りを果たす事ができるでしょう。
それに、この調子だと他に紹介したいフリーソフトが沢山あるのに、そちらがぜんぜん進まないですから。
もしも、このSleipnirを気に入って、さらなる高度な技を求めている人が沢山いるのなら、この計10回ぐらいの内容を基礎知識として、さらなる技を紹介したりもしていきたいです~
では、今回はスクリプトの導入について、です。
スクリプトを導入するには…… 3通り(大きくは2通り)の方法があります。
一応念を押しておきますが、下で言うSeaHorse型、UserAction Extension型のスクリプトは、『SeaHorse』『UserAction Extension』プラグインが必要なのは、前述した通りです。その1から読んでくれている人には言うに及ばず、ですが。
~~~~~ スクリプトの導入パターン ~~~~~
①スクリプトファイル『~.js』をダウンロードする。
②それを、次の内の何処かに移動する。(型は、僕が勝手に名づけたもの)
Ⅰ、<Sleipnirをインストールしたフォルダ>/scripts ………単独型
Ⅱ、<Sleipnirをインストールしたフォルダ>/plugins/seahorse ………SeaHorse型
Ⅲ、<Sleipnirをインストールしたフォルダ>/plugins/scripts ………UserAction Extension型
(又、ダウンロードした中身が『plugins』フォルダだったりしたら、それを<Sleipnirをインストールしたフォルダ>/plugins に丸ごと上書きしてしまえば良い)
③スクリプトを使う。
Ⅰ、メニューバーで、〔スクリプト〕から起動させて使う。(単独型)
Ⅱ、〔Sleipnirオプション〕→〔拡張機能〕→〔SeaHorse〕を開き、まず『再読み込み(R)』をクリック。すると、自動的にスクリプトがONの状態になる。(SeaHorse型)
Ⅲ、前回に書いた通り、アクション名をExtended MenuやSuperDrag Extensionなどで指定して使う。(UserAction Extension型)
~~~~~~~~~~
という感じです。単独型、SeaHorse型、UserAction Extension型、と型によって導入する方法や、スクリプトの使い方が違いますので、注意してください。
(実は、単独型とUserAction Extension型の違いは、メニューバーの上の〔スクリプト〕から実行するか、内部のマウスジェスチャやExtended Menuから使うのか、というだけの違いです。実質中身は変わりません。ただし、UserAction Extension型のスクリプトでは、そのスクリプトの名前には半角英数と_しか使えません。)
{ちょっと良い話}
『U』や『S』型は、もともと手早く使えるのですが、『単』型は使うのがちょい手間ですよね?(贅沢な話ですけど。)それを改善するお話です。
前回、ちょこっと言いましたが、オススメプラグインの中に『Launcher Panel』を入れたのは、ここに『単』型のスクリプトをドラッグ&ドロップして登録しておくと、『単』型でもそこからダブルクリックで楽にスクリプトを使えるようになる、という事です。これはちょっと良い話、でしょ?(何)
では、これから具体的にスクリプトの紹介に入っていきますが、
・単独型&UserAction Extension型……単U
・SeaHorse型……S
と言った感じに紹介の際に区分しておくので、それを参考に導入して下さい。
では、続きを読むで厳選スクリプトの紹介を始めます。
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